9月1日開会 取手市議会
命と暮らし最優先の市政を
命と暮らし最優先の市政を
中村修市長就任後の初議会は、豪雨災害への対応を理由に、新市長の所信表明、一般質問無しなど、実質審議抜きの本会議2日間でした。9月市議会は、改めて市長の所信を質し、市政への市民の声を届け、市政に反映させる事実上の新市政の初議会といえるものです。市議会の会期は、9月1日~20日までの予定で開催されます。
教育・福祉、防災・街づくり、 民主主義 中村市政を問う
教育・福祉、防災・街づくり、
民主主義 中村市政を問う
一般質問
市政の信頼回復は民主主義から
中村市長は7月の所信表明で、1期目の市政運営について6つの柱を掲げました。その3番目で選ばれるまち・愛されるまちづくりを掲げています。この間の行政運営の特徴は市民の声は施策を決めてから聞くというトップダウンでした。こうした姿勢が変わるのか、市民に信頼される行政という視点から政治姿勢や施策について質して行きます。
市議会議員 関戸 勇
中村市長は7月の所信表明で、1期目の市政運営について6つの柱を掲げました。その3番目で選ばれるまち・愛されるまちづくりを掲げています。
市議会議員 関戸 勇
この間の行政運営の特徴は市民の声は施策を決めてから聞くというトップダウンでした。こうした姿勢が変わるのか、市民に信頼される行政という視点から政治姿勢や施策について質して行きます。
国保税引き下げ、街づくりと防災を質す
多額な税金投入を繰り返す西口開発。今年度内に終了予定の西口駅前広場の完結。再開発事業から市は撤退せよと税金の無駄遣いを質します。
また47億円にも上る国保基金を活用し18歳以下の国保税ゼロ、加入者への国保税の引き下げを求めます。
全国で豪雨による災害が繰り返される下、取手市の雨水排水整備も喫緊の課題です。地域の内水氾濫から市民生活をまもるため、青柳下流長町樋管のポンプ場設置促進を求めます。
市議会議員 加増みつ子
多額な税金投入を繰り返す西口開発。今年度内に終了予定の西口駅前広場の完結。再開発事業から市は撤退せよと税金の無駄遣いを質します。
市議会議員 加増みつ子
また47億円にも上る国保基金を活用し18歳以下の国保税ゼロ、加入者への国保税の引き下げを求めます。
全国で豪雨による災害が繰り返される下、取手市の雨水排水整備も喫緊の課題です。地域の内水氾濫から市民生活をまもるため、青柳下流長町樋管のポンプ場設置促進を求めます。
"困っていることない!?" の声掛けを!
地球温暖化から今や“地球沸騰化”との専門家の発言に驚きと同時に納得です。
子ども達はどんな夏休みを過ごしていたのでしょうか。教師だけでなく福祉の視点でスクールソーシャルワーカーを配置していますが、夏休み後の子ども達の状況や受入体制等の状況と課題。民営化された子どもクラブ運営の検証総括を。
その他、防災、空き家対策、農業支援について質します。
決算予算特別委員会でも市民サービスを視点に審査に臨みます。
市議会議員 遠山ちえ子
地球温暖化から今や“地球沸騰化”との専門家の発言に驚きと同時に納得です。子ども達はどんな夏休みを過ごしていたのでしょうか。
市議会議員 遠山ちえ子
教師だけでなく福祉の視点でスクールソーシャルワーカーを配置していますが、夏休み後の子ども達の状況や受入体制等の状況と課題。民営化された子どもクラブ運営の検証総括を。
その他、防災、空き家対策、農業支援について質します。
決算予算特別委員会でも市民サービスを視点に審査に臨みます。
誰にもやさしい行政を
1)ワンストップ窓口と積極的支援の実働部署の新設について
①一つの窓口で相談や手続きができるワンストップ窓口の新設
2)生理の尊厳を守る取り組みと生理用品の無償配布と設置について
①現在の取り組み状況と今後の支援等
②小中学校と公共施設のトイレに生理用品を設置
3)市の動物行政の取り組みについて
①犬猫の避妊去勢手術の助成制度導入
②福祉と動物行政の連携した取り組み等
③災害時の愛玩動物同行避難受け入れ態勢の確認等
市議会議員 佐野太一
1)ワンストップ窓口と積極的支援の実働部署の新設について
①一つの窓口で相談や手続きができるワンストップ窓口の新設
市議会議員 佐野太一
2)生理の尊厳を守る取り組みと生理用品の無償配布と設置について
①現在の取り組み状況と今後の支援等
②小中学校と公共施設のトイレに生理用品を設置
3)市の動物行政の取り組みについて
①犬猫の避妊去勢手術の助成制度導入
②福祉と動物行政の連携した取り組み等
③災害時の愛玩動物同行避難受け入れ態勢の確認等
どうぞよろしくお願いいたします
市議選予定候補 本田かずなり
関戸勇議員のあとを受けて取手市議選に挑戦します。歴代の先輩議員は住みよい戸頭・取手をと、地域の皆さまと力を合わせてきました。私も信念を持って、市民の暮らしを守り快適で元気な街取手をめざして頑張ってまいります。
中村修市長初の 「通常運営」での定例市議会開会
中村修市長初の
「通常運営」での
定例市議会開会
市長は、本来議会の場で行われるはずの所信表明演説を7月末、ユーチューブ動画で行い、6つの柱のまちづくりを掲げました。その多くは藤井市政の下で問題となり又後退した施策です。
6月の豪雨や台風、双葉地区水害など自然災害が多発しています。利根川・小貝川の洪水で市内の6割が浸水区域にある取手市の重要施策は、災害への対応です。
市長は、市民の生活と命を守る対策を5番目の柱に掲げましたが、具体的な内容とはなっていません。
取手駅西口の再開発事業と桑原地区への大規模商業施設誘致も、自然災害に強いまちづくりや、中小商店の活性化への内容が示されていません。
物価高騰と負担増で市民の暮らしが深刻化する中での9月議会は、来年1月の市議会選挙を前に、市議会と市政の在り方が問われます。日本共産党は市政全般を質し対案を示して議会に臨みます。
8月23日 下水道議会
料金値上げ強行 市民への説明抜き
料金値上げ強行 市民への説明抜き
8月23日、取手地方広域下水道組合議会(管理者中村修取手市長)が開催されました。
議会では、仮称:上下水道問題を考える会(戸頭団地自治会・新日本婦人の会取手支部など)から「下水道料金値上げ中止を求める請願」。取手・つくばみらい市民による「料金値上げ・下水道事業に関する市民説明会と公聴会開催を求める請願」の2件は賛成少数で不採択とされました。
管理者提出議案では、下水道使用料値上げ関係条例、2021年度決算などが審議されました。
請願書を提出する請願者代表。右側に関戸議員、左側加増みつ子議員
値上げ中止・市民説明会求め実質2週間で署名1400人超
=上下水道問題を考える会=
値上げ中止・市民説明会求め実質2週間で署名1400人超
=上下水道問題を考える会=
下水道組合が、下水道料金値上げ案を組合議会にはじめて示したのが7月21日。市民説明会も行わず、8月23日の議会で議決し、来年4月から平均24・3%の値上げを実施するというものでした。
料金値上げ中止を求め集まった署名は 実質2週間程度の期間で1400筆を超え、水道料金に続く下水道料金の連続的な値上げでは、暮らしはいっそう深刻に「値上げはやめて」との市民の切実な声を表すものです。
今、行うべきは、市民の暮らしと営業支援
物価高の中で、本来行政として公共料金の引き下げで暮らしと営業を支援することこそ必要です。まして、住民説明会も行わず一方的な負担増の押しつけでは、市民の理解を得られるどころか、生活環境の整備・水質保全など下水道事業推進を困難にするものです。
管理者(取手市長)の初仕事が下水道料金値上げ?
4月の取手市長選挙で、新市長に就任した組合管理者(中村取手市長)は、取手市議会での公式の所信表明演説も行わず、下水道議会では、就任挨拶もそこそこに下水道料金値上げの提案。管理者の最初の仕事が住民への負担増では、今後が心配されます。
説明会・公聴会開催を求め請願
説明会・公聴会開催を求め請願
市民説明会と公聴会を求める請願趣旨は、「下水道使用料の値上げ、事業進捗・水洗化率向上による住環境の整備は、市民の理解と協力抜きには進まない」こと。「十分な説明と市民の声に耳を傾け、それらを下水道事業に反映させることが、事業の発展に欠かせない」と
①下水道組合として使用料値上げに関する市民説明会を値上げ決定前に行うこと。
②議会として、値上げ及び下水道事業に関する公聴会を値上げの議決前に行うこと。
の2項目を請願事項としています。
取手地方広域下水道組合
8月23日下水道議会【実質2時間半】
●十分な審議日程・委員会設置求める動議 否決
議会は午後2時に開会し 午後4時半頃に閉会しました。議会冒頭、会期日程23日1日限りとする議長(山野井隆取手市議)提案に、日本共産党加増みつ子・古川よし枝議員は、「市民説明会と公聴会開催、十分な審議を行う議会日程の確保と特別委員会設置を求める動議」を提案。自民・公明など日本共産党議員以外は反対、議会の会期は1日(実質半日)の日程を議決しました。
○請願者の意見陳述求める動議は可決
請願審議は、紹介議員(共産党加増・古川議員)の趣旨説明、その後加増・古川議員の「請願者の意見陳述を求める動議」は可決、請願者から切実な訴えが行われましたが、2件の請願は賛成少数(加増・古川議員)で不採択となりました。
なお、議会の傍聴は認められましたが、写真撮影は禁止。十分な審議時間の確保と開かれた議会へ改革が必要です。管理者には当然のこととして市民への説明責任を果たすことが求められます。
請願審査結果についての各議員の態度は、下記のとおりです。
請願審査結果についての各議員の態度は、下記のとおりです。
議員定数:10人(取手市7、つくばみらい市3)
太字は取手市議選出 山野井隆議長は採決に加わらず。
請願「使用料値上げ中止を求める」
賛成:加増みつ子(共産)、古川よし枝(共産)
反対:落合信太朗(公明)、金澤克仁・小堤 修(自民)、結城 繁・須田光雄(無所属)、中山 治(無所属)、岡本昌弘(公明)
請願「使用料値上げの説明会及び 公聴会開催を求める」
賛成:加増みつ子(共産)、古川よし枝(共産)
反対:落合信太朗(公明)、金澤克仁・小堤 修(自民)、結城 繁・須田光雄(無所属)、中山 治(無所属)、岡本昌弘(公明)
※議員定数:10人(取手市7、つくばみらい市3)
太字は取手市議選出 山野井隆議長は採決に加わらず。
8月19日 政府省庁に予算要望
塩川鉄也衆議員・岩渕友参議員 日本共産党茨城県委員会・県内地方議員団
国土交通省に対し、取手市青柳下流長町樋管のポンプ場化と雨水排水整備促進を求める加増みつ子市議会議員。(前列左に塩川鉄也衆議員、他の取手市議は、公用のため参加できませんでした)。