５月２０・２１日 お茶の水駿河台記念館において、市町村議会議員研修会が行われ参加してきました。１日目は「自治体再編の潮流とこれからの自治体・まちづくり」と題して、奈良女子大教授の中山 徹氏の講演。①政府が進める国土と地域の再編…これまでの輸出主導型の産業構造を多国籍企業型の産業構造、国際競争型の産業構造への転換 ②具体的には東京一極集中を行い、高齢化が進む地方都市の開発促進、コンパクト化（集中）をすすめ、公共施設の統廃合・民営化で行政責任の後退、市民組織への丸投げで日本の国を大きく作り変えていく内容を。そして国土、地域、コミニュテイの再編への対抗軸も示し、分かりやすく話されました。締めくくりに街づくりについて「高層ビルを建て、活性化を促すというが、それで将来を考えていることではない、地域を愛している市民をどれだけ作れるか？」と投げかけられ、「まちづくりは人づくり」との言葉が強く残りました。２日目は、「子ども・子育て支援新制度の動向と幼保無償化への対応」と題し、同じく中山先生の分科会に参加しました。県南地域の議員も一緒に参加し、今回の学習を力に自治体への働きかけなどこれからも交流しながら頑張ろうと確認し合い、帰路につきました。
