明るい取手

明るい取手

2023年6月18日号

衆・参国会議員、県議会議員等  双葉地域を訪問調査 6/6・6/9

衆・参国会議員、県議会議員等
双葉地域を訪問調査

被災者によりそって

台風2号と梅雨前線の影響による記録的な大雨は、取手市内に、床上436件・床下浸水166件、道路冠水86件、倒木7件、土砂崩れ4件(6月11日現在取手市発表)など、全域に深刻な被害をもたらしました。中でも取手北部の双葉地域は、全世帯約1100件中6割近い家屋が浸水被害を受けました。
日本共産党は、6日県議・市議団の双葉自治会訪問。9日には塩川鉄也衆議員、いわぶち友参議員、梅村さえこ前衆議員らが被害状況の調査に入り、4人の市議会議員団も同行しました。

塩川衆議員は「農水省管理の排水機場、取手市管理のポンプ場等が、十分な機能を果たせたか、また双葉水害にも影響した、満水の牛久沼最下流で工事中の水門対応など調査し、必要な排水能力の拡充を求めていきたい」と話しました。

自治会長らから要望を聞く、左から、いわぶち参議員、塩川衆議員、梅村前衆議員と共産党取手市議

=9日、双葉自治会館

被災者宅で。左から、いわぶち参議員、塩川衆議員、梅村前衆議員、手前右に遠山市議

=9日

迅速な情報提供 手厚い支援を

迅速な情報提供 手厚い支援を

双葉自治会は連日、地元住民の声に応え献身的な支援を続けています。6日、9日は支援拠点となっている事務所を訪問、自治会長等から被害の状況や要望を聞き取りました。
自治会長は、「取手市が、災害時に情報を迅速に市民に知らせることが市民の安心に欠かせない」「今後も手厚い援助が受けられるようにしてほしい」と訴えました。

再発防止へ 排水機能の拡充求める

再発防止へ
排水機能の拡充求める

床上浸水で深刻な被害を受けたお宅を訪問。高齢の女性は「消防のボートで救助された」「こんな被害は初めて」と話しました。その後、排水路やポンプ場、排水機場など現地の状況を確認。塩川衆議員は「被災者の生活と営業、営農の再建に力を尽くしたい」と述べました。

住民の皆さんと力合わせ願い実現へ

住民の皆さんと力合わせ
願い実現へ

日本共産党は、被災者宅での清掃・ゴミ出しなどの協力とともに、災害現地・避難所訪問など、必要な要望の把握に努めています。
自治会の取手市への直接の要望や、それを受けた共産党市議団の要請などが市を動かし、災害ごみ収集・処分、入浴困難な方への対応、自治会館への取手市職員の配置、移動販売車の稼働、情報を速やかになど、検討中のものも含め、被災者の願い実現へ進み始めました。


双葉地域豪雨災害救援募金にご協力ください。

双葉地域豪雨災害救援募金に
ご協力ください。

連絡は、日本共産党取手市委員会まで

生活再建へ災害救助法認定基準を超える
速やかな支援を求めます

生活再建へ災害救助法認定基準を超える
速やかな支援を求めます

市長あて 8項目の要望書を手渡す 左2人目から関戸・佐野・加増市議

=6日

中村修市長就任後の初議会(8日開会)に、市民の関心が高まっていました。新市長の取手市民への所信を表明すること。合わせて突如発生した豪雨災害では、被災者の速やかな生活再建へ、新市長と市議会(金澤克人議長)の役割が試される市議会のはずでした。

行政監視の役割りも 質問権も捨てた自公

自民・公明など与党は、豪雨災害の対応で「職員の多忙」を理由に、新市長の所信表明もそこそこ、今議会の会期を、8日開会から15日閉会まで、2日間の本会議のみに会期の大幅短縮。21人の議員が通告済みの一般質問も、議案など実質審議の常任委員会の中止も多数で決定しました。議会としての災害への必要な対応を怠り、行政監視の役割を放棄するまさに議会の存在理由が問われる事態です。

「市民の負託にこたえよ」 日本共産党動議提出

「市民の負託にこたえよ」
日本共産党動議提出

日本共産党議員団は、市民の生命と財産を守る地方自治体最大の役割を果たすこと、被災者の生活再建への新市長と市議会の役割が問われる市議会でもあり、十分な審議で市民の負託にこたえる為の会期の確保と議会運営を求め動議を提出しました。


日本に暮らす外国人の人権を無視し、命を危険にさらす「改悪入管法」
「多数者の権利」の名で性的少数者の人権犯す「LBGT理解増進法」
国民の命と健康にかかわり、国民皆保険制度解体する「マイナ保険証」

最終盤を迎えた国会は、自民・公明与党と維新・国民民主が一体に悪法の可決・成立を強行。解散総選挙含みの異常事態が続いています。
国会の外では、岸田政権への抗議の集会が連日行われ、日本共産党などの野党と市民団体など国会内外での連携・共同が広がっています。

連日のように行われる国会前集会

=6月5日、入管法改悪反対集会に5500人

命にかかわるマイナ保険証

来年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカード保険証(マイナ保険証)を国民に強要する改定マイナンバー法。2日の参院本会議で、自民、公明、維新、国民などの賛成多数で可決・成立しました。マイナ保険証では、別人の医療情報がひもづけられる誤った登録が2022年11月までに7312件発覚。マイナ保険証に別人の医療情報がひもづけられた誤登録に、薬剤師は「薬を間違えれば、命の危険に及ぶことも」医療関係者の皆さんから紙の保険証の廃止に批判が広がっています。

あり得ない 紙の保険証廃止

全国開業医の6割が加入する全国保険医団体連合会(保団連)などは、「ご登録が繰り返される制度への不安がぬぐえない」「今後も繰り返される危険がある」と警告、「現行保険証は存続させるべき」としています。
6月8日発表のJNN世論調査でマイナンバーの活用について、「不安72%」、「不安感じないが27%」と圧倒的多数の人は不安を感じています。マイナンバーカードは、国民の信頼を失い、根幹が揺らいでいます。
保険証の廃止はあり得ません。
日本共産党は「マイナカード保険証の運用中止、保険証存続で命と健康を守ります。


目に余る自民・公明など与党の議会軽視

目に余る自民・公明など与党の議会軽視

実質2日の短縮議会

新市長の所信表明と豪雨災害への対応に、市民の期待と感心が広がるなか迎えた6月市議会(8日開会)
災害対応、補正予算など重要議案を実質審議抜きで議決。一般質問も無く、たった2日間で閉会へ

市長提案の議案など審議する常任委員会は、議案もなく災害対策の審議することもなく、所管事務調査として、短時間の委員会を行っています。今会期中の災害対策への議会本来の公式会議は予定されておらず、議会の非公式な「災害対策会議」を設置したものの会議は15日まで開催予定はありません。



左側は、自民・公明など与党多数で、一般質問も 議案等実質審議の為の常任委員会も中止した日程。
15日最終日は、1件の追加議案のみ議決を予定。追加議案がなければ、1日議会だった。
右側は、当初予定されていた議会の会期日程。
4日間の一般質問には、21人の質問が予定されていた。



上側は、自民・公明など与党多数で、一般質問も 議案等実質審議の為の常任委員会も中止した日程。
15日最終日は、1件の追加議案のみ議決を予定。追加議案がなければ、1日議会だった。
下側は、当初予定されていた議会の会期日程。
4日間の一般質問には、21人の質問が予定されていた。

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黒岩哲彦弁護士(北千住法律事務所)
場所:日本共産党取手市委員会事務所
日時:2024年5月21日(火)午後(毎月1回不定期)
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