明るい取手

明るい取手

2023年12月24日号

子育て・教育、医療、産業、まちづくりで政策提案

子育て・教育、医療、産業、まちづくりで政策提案

日本共産党は、議員任期最後の定例市議会で議案提案権を活用し、子どもの国保税ゼロ条例提案、イスラエルによるパレスチナガザ地区への戦闘中止・停戦を求める決議、関鉄バスの減便中止・地域交通をまもる財政支援を求める意見書を提案しました。
一般質問では、子育て・教育、医療、交通、農業、西口開発などの建設的提案で市政を質しました。

任期最後の12月議会最終日
>今期をもって勇退する関戸議員(左から2人目)と党議員団
=12月12日、取手市議会議場にて

子どもの国保税 完全ゼロへ 条例提案

子どもの国保税 完全ゼロへ
条例提案

取手市の国保税は、市民世論と運動に押され、均等割り18歳以下第1子は5割減額、第2子以降は10割免除しています。
日本共産党は12月議会で、全ての子どもを無料にする条例の共同提案を他会派に呼びかけました。委員会での遠山市議の粘り強い働きかけに「それはもっともだ」と同意を示しました。しかし自民・公明などは、条例の共同提案でなく、同様の内容を含む決議を提案し条例案は否決しました。決議は日本共産党も賛成し全会一致で議決しました。日本共産党は、引き続き国保税の引き下げに、皆さんと力を合わせます。

条例は、市長に拘束力、決議は議会の意思を示すだけ

条例は、市長に拘束力、決議は議会の意思を示すだけ

決議は、議会の意思を示しても条例と違い強制力を持ちません。その実現に本気ならば、条例制定が責任ある態度です。子どもの保険税ゼロに必要な新たな財源は800万円。44億円の基金のほんのわずかで賄えます。


日本共産党 子育て・教育、福祉、まちづくり 市政質す一版質問

子育て・教育、福祉、まちづくり、市政質す一版質問

4人の日本共産党議員の質問それぞれ1項目を紹介します。

4人の日本共産党議員の質問
それぞれ1項目を紹介します。

道路・まちづくりは障害者にやさしく

道路・まちづくりは
障害者にやさしく

視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)と侵入防止ポールの問題点と改善について質問。今回不適切を指摘し、侵入防止ポールの設置位置の改善が行われました。さらに市内点検を行ったところ不適切な設置個所をさらに確認。これまで指摘がなかったため、見過ごしてきた現状を踏まえ、改善をと、求めた佐野市議に「現地状況に適した改善方法を考えていく」と答弁。市民の安全安心な道路を確保するため早い対応が求められます。

佐野野太一 議員

視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)と侵入防止ポールの問題点と改善について質問。今回不適切を指摘し、侵入防止ポールの設置位置の改善が行われました。

佐野野太一 議員

さらに市内点検を行ったところ不適切な設置個所をさらに確認。これまで指摘がなかったため、見過ごしてきた現状を踏まえ、改善をと、求めた佐野市議に「現地状況に適した改善方法を考えていく」と答弁。市民の安全安心な道路を確保するため早い対応が求められます。

民間ビルに無目的な床取得 再開発事業から撤退を

民間ビルに無目的な床取得 再開発事業から撤退を

取手駅西口前区画整理事業は、遅れに遅れ計画見直しは7回に及びます。令和5年度末、整備終了としていた駅前広場は、「国の補助金交付の遅れ」を理由に、「さらに遅れる」と市は答弁。その結果仮設交通広場の造成工事は遅れ、地権者の使用停止が続き補償費は膨らむばかりです。市長の決断で速やかな整備を求めた加増市議に、市長は答弁できませんでした。権利者の同意も整わず、公共施設導入の目的も定まらないA街区再開発事業からの撤退を重ねて要求しました。

加増みつ子 議員

取手駅西口前区画整理事業は、遅れに遅れ計画見直しは7回に及びます。令和5年度末、整備終了としていた駅前広場は、「国の補助金交付の遅れ」を理由に「さらに遅れる」市は答弁。

加増みつ子 議員

その結果仮設交通広場の造成工事は遅れ、地権者の使用停止が続き補償費は膨らむばかりです。市長の決断で速やかな整備を求めた加増市議に、市長は答弁できませんでした。権利者の同意も整わず、公共施設導入の目的も定まらないA街区再開発事業からの撤退を重ねて要求しました。

「ただいまー」と帰れる遊びと生活の場“放課後子どもクラブ”を求めて!

「ただいまー」と帰れる遊びと生活の場“放課後子どもクラブ”を
求めて!

11カ所の市直営と3カ所の民間事業者への業務委託になって2年が経過し、人員確保・支援の質の向上、11月からは市直営でも「クラブ通信」が実施されたことを確認。藤代小クラブについては子ども達や支援員の声を受け「室内トイレ設置」の要求に対し、これまでと同じ「作らない」の答弁でしたが、今回初めて民間事業者とも意見交換できました。粘り強く実現めざし取り組みます。

遠山ちえ子 議員

11カ所の市直営と3カ所の民間事業者への業務委託になって2年が経過し、人員確保・支援の質の向上、11月からは市直営でも「クラブ通信」が実施されたことを確認。

遠山ちえ子 議員

藤代小クラブについては子ども達や支援員の声を受け「室内トイレ設置」の要求に対し、これまでと同じ「作らない」の答弁でしたが、今回初めて民間事業者とも意見交換できました。粘り強く実現めざし取り組みます。

ふれあい道路の本格的改修で環境守る・・・ 市が答弁

ふれあい道路の本格的改修で
環境守る・・・ 市が答弁

国道6号から利根川沿いに延びる「常総ふれあい道路」は1日1万7千台の交通量がある幹線道路ですが、県道でもなく取手市道です。深夜も大型車が多く道路は凸凹です。関戸市議は近隣住民が、地震のような揺れで夜も眠れないような実態を紹介。大規模住宅地の埋め立て前の地形図も示し、路盤迄改修するよう求めました。市は、路盤地踏査の結果を検討し、本格的な改修を進めると答弁。関戸市議は近隣住民の苦悩を1日も早く取り除くよう求めました。

関戸 勇 議員

国道6号から利根川沿いに延びる「常総ふれあい道路」は1日1万7千台の交通量がある幹線道路ですが、県道でもなく取手市道です。

関戸 勇 議員

深夜も大型車が多く道路は凸凹です。関戸市議は近隣住民が、地震のような揺れで夜も眠れないような実態を紹介。大規模住宅地の埋め立て前の地形図も示し、路盤迄改修するよう求めました。市は、路盤地踏査の結果を検討し、本格的な改修を進めると答弁。関戸市議は近隣住民の苦悩を1日も早く取り除くよう求めました。

市議会を傍聴して・・・ 市民の目線で質したい

市議選予定候補 本田かずなり

関戸議員は自然や環境が私たちの暮らしにつながっていることを取り上げ、いつも深く心に残ります。防災(避難所)問題について、遠山議員、加増議員が取り上げた、取手駅西口開発、国民健康保険についての取手市側の答弁には納得できない部分がありましたが、そこの部分については関戸議員からのバトンタッチを成し遂げ、私もしっかり質していかなければという思いが大きくなりました。市民の目線で、市民のためにあるように!

市議会を傍聴して・・・
市民の目線で質したい

市議選予定候補 本田かずなり

関戸議員は自然や環境が私たちの暮らしにつながっていることを取り上げ、いつも深く心に残ります。

防災(避難所)問題について、遠山議員、加増議員が取り上げた、取手駅西口開発、国民健康保険についての取手市側の答弁には納得できない部分がありましたが、そこの部分については関戸議員からのバトンタッチを成し遂げ、私もしっかり質していかなければという思いが大きくなりました。市民の目線で、市民のためにあるように!


地域公共交通の維持・整備を求め
茨城県とバス協会に要望
--日本共産党茨城県内地方議員--

地域公共交通の維持・整備を求め茨城県とバス協会に要望
--日本共産党茨城県内地方議員--

関東鉄道の県南地域路線バス減便の発表に、地域から不安の声が寄せられています。日本共産党県内議員団は、12月15日茨城県バス協会と茨城県へ公共交通問題について要望書を提出しました。バス協会(総務部長)は「支援策を続けても運転士不足が戻らない」など現状の深刻さが話されました。県交通政策課は、もっぱらバス会社と市町村の対応、受益者負担を示唆するばかりで、地域交通を守る認識の弱さを痛感するものでした。

茨城バス協会(総務部長)と懇談する共産党議員団(右側4人目から加増みつ子・本田かずなり・遠山ちえ子取手市議)


パー券裏金疑惑 自民根こそぎ揺るがす

パー券裏金疑惑
自民根こそぎ揺るがす

しんぶん赤旗日曜版スクープが、岸田政権・自民党の中枢を直撃する裏金疑惑に発展しています。自民最大派閥の「清和政策研究会」(安倍派)は、政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しない「裏金」となり、直近5年間で約5億円を所属議員の大半に裏金でキックバックした疑いが浮上。臨時国会閉会後、東京地検特捜部による政治資金規正法違反疑惑議員への事情聴取が本格化しています。

安倍派4閣僚交代、疑惑は二階派、麻生派・岸田派も

裏金疑惑は、安倍派だけでなく、二階派、麻生派、岸田派でも指摘され、自民党全体にかかわる重大疑惑です。すでに4閣僚らが交代するなど自民の行き詰まりは深刻です。辞任で幕引きは許されません。日本共産党は、真相解明への徹底追及と、企業・団体献金の禁止法案を参議院に提出。金権腐敗政治の一掃に全力を尽くします。

昨年のパーティー収入 新閣僚4氏2億円

昨年のパーティー収入
新閣僚4氏2億円

自民党派閥による政治資金パーティー疑惑で更迭された閣僚に代わり就任した林芳正官房長官ら4氏が、昨年に開いたパーティーで計2億円を集めていたことが18日、政治資金収支報告書からわかりました。利益率はいずれも平均8割超です。パーティーによる企業・団体献金集めが国民から疑念を招いている中で、これらの議員を閣僚に据えた岸田文雄首相の判断が問われます。

2023年5月16日港区で開かれた安部派政治資金パーティー(北村経夫参院議員フェイスブックから)

新閣僚4氏が2022年に開いたパーティーの収入と利益率

(政治資金収支報告書から作成、松本市の利益率は判明分)
文章・表もともに12月19日付しんぶん赤旗より

さよなら自民党政治 岸田政権の退陣を求め15日夜国会正門前で行われた集会 しんぶん赤旗12月16日号より


ガザへの攻撃中止・平和の実現求める決議可決

ガザへの攻撃中止・平和の実現求める決議可決

12月12日、市議会最終日日本共産党はガザへのイスラエルの大規模攻撃を中止させ戦争を終わらせるための決議案を提出。関戸市議は無差別の空爆で多くの子どもの命が日々奪われる惨状の即時停止平和の実現へ、日本政府に外交努力を求め取手市議会が決議する意義を説明。質疑討論の結果全会一致で決議を可決しました

自民党政治を終わらせ希望ある政治を日本共産党新春街頭演説をお聞き下さい

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黒岩哲彦弁護士(北千住法律事務所)
場所:日本共産党取手市委員会事務所
日時:2024年5月21日(火)午後(毎月1回不定期)
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日本共産党取手市委員会

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