6月議会も昨日までの一般質問が終わり、今日は議案の質疑が行われました。中でも2019年度一般会計補正予算(第3号)の“アートギャラリーの整備事業に要する経費9500万円”について質疑が集中しました。西口駅前の商業ビルの中にあったアートギャラリー「きらり」が、区画整理事業区域内のため駅ビルボックスヒル4階に移転し、整備を進める予算計上です。各議員から、9500万円の積算根拠、賃料、ボックスヒル4階全体の整備概要等の質疑が次々出されても明確な回答はなく、6月のプレス発表で明らかになると繰り返す執行部。今回のアートギャラリー整備については、2017年5月24日、取手市・東京芸大・JR・アトレ(ボックスヒル)4者による「茨城県取手地区の活性化及び発展に向けた連携に関する協定」締結に基づいたものです。しかしアートギャラリーを環境の良い所への移転は当然としても、既存の商業施設を撤退に追い込んだことは、協定書の中にある駅を中心とした活性化をはかるとした目的に相反するものではないでしょうか。
6月議会一般質問が終わり、各議案審査を3つの常任委員会で審議されます。
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執筆者:toride-jcp